Plum works
List
03.ガス設備工事
ガス設備工事とはガス管を配置して、家庭や店舗でガスを使えるようにする工事のことです。ガスにはプロパンガスと都市ガスがありますが、それぞれ工事内容などが異なるので注意しなければいけません。
都市ガスの
ガス設備工事
地中に埋め込まれた配管から、家庭や店舗にガスを供給しているのが都市ガスです。都市ガスのガス設備工事では、地域のガス事業者のルールに従ってガス機器、給排気設備、ガスメーターを設置し、配管ルートを決めるようにしなければいけません。
プロパンガスの
ガス設備工事
プロパンガスは家庭や店舗に設置されたボンベからガスを供給しています。ガスメーター、調節器、ガスボンベ、ガス漏れの際にガスを自動的に遮断するヒューズガス栓などを設置することが主な工事内容です。プロパンガスは災害防止、適正取引のために液化石油ガス法により製造・販売が厳しく規制されています。
「ガス設備工事に必要な資格」
ガス設備工事は危険も伴うため、無資格で行うことはできません。都市ガスとプロパンガスでも必要な資格は変わってきます。ガス配管工事やそれに伴うガス機器の設置に必要な資格には次のようなものがあります。
内管工事士(都市ガス)日本ガス協会
ガス工作物としてガス事業法に定める技術上の基準に適合し維持するため必要な資格です。宅地内の都市ガス工事に必要になります。
本支管工事士(都市ガス)山形県都市ガス協会
ガス工作物としてガス事業法に定める技術上の基準に適合し維持するため必要な資格です。道路内の都市ガス工事に必要になります。
液化石油ガス設備士(プロパンガス)国家資格
一般家庭用のプロパンガス供給設備、消費設備の設置、取り替えなどを行う際に必要な資格です。